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]]>いずれも場所は相談室ファミリア(住所は後述)です。
なお、初回相談料は無料です。
●相談できること
〇親なきあとの子どもの生活について
〇親なきあとに備えた財産の遺し方
〇親なきあとの子どもの財産管理
〇親なきあとに備えた祖父母の相続のこと
〇親なきあと問題ってどんな問題があるの?
●2025年10月20日(月曜日)
A日程 10時30分 ~ 12時00分
B日程 12時15分 ~ 13時45分
C日程 14時00分 ~ 14時30分
●相談場所
親なきあと問題相談室ファミリア
札幌市北区北25条西15丁目1-22
アクセスはこちらから
https://oyanakiato-familiar.com/access
※ZOOMを用いたWEB相談も可能です
※出張相談を希望される場合は別途ご連絡ください
●お申込み
TEl 011-826-6065
MAIL info@oyanakiato-familiar.com
お申込みフォーム https://oyanakiato-familiar.com/contact
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なお、初回相談料は無料です。
●相談できること
〇親なきあとの子どもの生活について
〇親なきあとに備えた財産の遺し方
〇親なきあとの子どもの財産管理
〇親なきあとに備えた祖父母の相続のこと
〇親なきあと問題ってどんな問題があるの?
●2025年8月21日(木曜日)
A日程 10時30分 ~ 12時00分
B日程 12時15分 ~ 13時45分
C日程 14時00分 ~ 14時30分
●相談場所
親なきあと問題相談室ファミリア
札幌市北区北25条西15丁目1-22
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※ZOOMを用いたWEB相談も可能です
※出張相談を希望される場合は別途ご連絡ください
●お申込み
TEl 011-826-6065
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なお、初回相談料は無料です。
●相談できること
〇親なきあとの子どもの生活について
〇親なきあとに備えた財産の遺し方
〇親なきあとの子どもの財産管理
〇親なきあとに備えた祖父母の相続のこと
〇親なきあと問題ってどんな問題があるの?
●2025年6月23日(月曜日)
A日程 10時30分 ~ 12時00分
B日程 12時15分 ~ 13時45分
C日程 14時00分 ~ 14時30分
●相談場所
親なきあと問題相談室ファミリア
札幌市北区北25条西15丁目1-22
アクセスはこちらから
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※ZOOMを用いたWEB相談も可能です
※出張相談を希望される場合は別途ご連絡ください
●お申込み
TEl 011-826-6065
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なお、初回相談料は無料です。
●相談できること
〇親なきあとの子どもの生活について
〇親なきあとに備えた財産の遺し方
〇親なきあとの子どもの財産管理
〇親なきあとに備えた祖父母の相続のこと
〇親なきあと問題ってどんな問題があるの?
●2025年3月19日(水曜日)
A日程 10時30分 ~ 12時00分
B日程 12時15分 ~ 13時45分
C日程 14時00分 ~ 14時30分
●相談場所
親なきあと問題相談室ファミリア
札幌市北区北25条西15丁目1-22
アクセスはこちらから
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※ZOOMを用いたWEB相談も可能です
※出張相談を希望される場合は別途ご連絡ください
●お申込み
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なお、初回相談料は無料です。
●相談できること
〇親なきあとの子どもの生活について
〇親なきあとに備えた財産の遺し方
〇親なきあとの子どもの財産管理
〇親なきあとに備えた祖父母の相続のこと
〇親なきあと問題ってどんな問題があるの?
●2025年2月19日(水曜日)
A日程 10時30分 ~ 12時00分
B日程 12時15分 ~ 13時45分
C日程 14時00分 ~ 14時30分
●相談場所
親なきあと問題相談室ファミリア
札幌市北区北25条西15丁目1-22
※ZOOMを用いたWEB相談も可能です
※出張相談を希望される場合は別途ご連絡ください
●お申込み
TEl 011-826-6065
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The post 2025年2月の個別相談会 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>The post 相談室あいりす様 勉強会レポート 「医療者による法人後見」 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>https://oyanakiato-familiar.com/wp-admin/post.php?post=2397&action=edit
今回はその勉強会の中で、医療者による法人後見についても触れさせていただいたので、その内容です。
引き続き、「あいりす通信」のないよ内容を当相談室のホームページにて引用して投稿させていただきます。相談室あいりす様、誠にありがとうございます。
今年の夏は、連日30度を超える強烈な暑さに見舞われました。みなさんはうまく暑さに対処できたでしょうか? 冷たいものが美味しい季節となった今年の夏でした。
新型コロナウィルス感染症が第5類感染症に移行したことに伴い、お祭りなどの各種イベントが再開されて、至るところ賑わっていますね。みなさん楽しい夏は過ごせたでしょうか? 引き続き感染症対策をしっかりと行って、年末まで楽しく過ごせるとよいですね。
さて、今回のあいりす通信では、昨年度に続き、勉強会の模様をお伝えしようと思います。この通信では、成年後見制度についてお伝えすることも多いですが、あいりす職員としても、まだわからないところは多くあります。そこで、勉強会を開き、自ら学ぶとともに、みなさんにも有益な情報を提供できるよう努めています。
さて、今回は、相談室あいりすの勉強会の様子をご紹介します。
昨年度は成年後見制度や遺言等に関する勉強会の様子をお伝えしましたが、この勉強会では、法人後見についてと、医療者による後見人について、お馴染みの司法書士の渡邉さんと、特定非営利活動法人ココロにハルを の酒谷晃生さんをお迎えして、お話を伺いました。
まずは、お二人と、NPO法人ココロにハルを(以下「ココハル」)を、簡単ではありますが、紹介しましょう。
司法書士渡邉護について
法律の相談ではお馴染みの、司法書士の渡邉護さん。司法書士AXIS法務事務所、障がい者の親なきあと問題相談室ファミリアの代表です。あいりすでもいつも相談にのっていただいています。NPO法人ココロにハルを の監事を務められています。
NPO法人ココロにハルを代表理事 酒谷晃生氏について
作業療法士の酒谷晃生さん。NPO法人ココロにハルを の代表理事です。株式会社ココロにハルを では代表取締役を務めており、ココハル訪問看護ステーションを運営しています。電子書籍『旅としての人生』も出版されています。
NPO法人ココロにハルを
設立 : 2020年11月11日
事業内容:学校や職場、家庭環境や人間関係等において少なからず心的ストレスを抱えながら現代社会を生きゆく人びとに対して、様々なイベント活動や取り組みを通じ心身共に健康的で活力溢れる人々の増加促進や 社会的繋がりの構築を図り、現代そして未来の世代の人々が持続的に互いを助け合い続ける事の出来る利他の精神性の育成、
ストレスケアによこころの健康の充足、更には自殺・孤独死の予防、健康寿命の延伸に寄与することを目的とする。
具体的には、こども食堂や自然学習、医療者による成年後見人の活動のほか、各種イベントを主催・コラボレーションしています。
詳しくはホームページをご覧になってください。
あいりす相談員「では、早速ですが、渡辺さん。ココハルでは法人後見を行っており、チームで後見業務を行っているわけですが、法人後見のメリットはどのようなところにありますか?」
司法書士渡邉「そうですね。やはり個人が後見人となるよりは、法人後見の方がメリットは大きいですね。
①個人のように後見人が死亡することはないので、法人内での職員の高齢化や死亡にも対応ができます。職員が入れ替わっても、法人は継続します。
②チームで仕事することができます。職員が得意とする分野・場面で、各々が対応できます。
③法人のなかで、会議をしながら重要事項等を決めていくことができます。
迷う場面は多くありますが、みんなで様々な角度から検討して決めていくので、最善の決定ができます。」
あいりす相談員「なるほど、いいことばかりなのですね。
そうであれば今後は法人後見は広がっていきそうですが、いかがでしょうか?」
司法書士渡邉「今のところ、法人後見をしているところは、道内でも10はないのではないでしょうか。
ただ、需要はあると思います。今後少しずつ増えてくるのではないでしょうか?
法人後見は、法人の形態であれば、株式会社や合同会社、一般社団法人、NPO法人でも可能です。親の会による法人後見の例もあります。」
あいりす相談員「今後は選択肢も増えていきそうですね。さて、次は、二つ目の話題、医療者による後見についてお聞きしましょう。医療者であることによるメリットはあるのでしょうか?」
酒谷氏「医療職としての経験から、信頼関係(ラポール)を築くことやアセスメント(課題分析)に長けています。意向を汲み取り、ニーズを掘り起こしていくことができます。ご家族からは、非常に好評を得ています。」
あいりす相談員「医療者ということで、医療行為を行うことはあるのですか?」
酒谷氏「いいえ、行いません。医療行為には、医師の指示が必要となります。
ご本人の様子を見て、必要があればケアマネージャー等との連携をはかり、必要な対応することができます。」
あいりす相談員「なるほど。医療者として経験や対人面での技術から、ご本人としっかりとコミュニケーションがとれて、早い段階で信頼関係が築けるのですね。また本人の様子を見て、状態を判断して、必要なサービスや医療につなげていくことができるのですね。そこには大きなメリットがありますね。」
司法書士渡邉「法律家のような冷たいイメージはありませんね。医療者による後見には、あたたかいイメージがあります。本人(被後見人等)の家族からの安心感の言葉が聞かれています。」
あいりす相談員「ココハルでは、どのような職の方が、後見業務をされているのですか?」
酒谷氏「私のような作業療法士や看護師、社会福祉士・精神保健福祉士、渡邉さんのような司法書士がいます。
今後は、ケアマネージャーや行政書士等の専門職も仲間に入れて、様々な視点を入れて共働していきたいと考えています。」
あいりす相談員「多様な職種が集まって後見業務ができるのは、法人後見ならではですね。」
酒谷氏「ご本人(被後見人等)の想いや意思を叶え、財産管理との最適なバランスをとっていきたいと思います。丁寧に対応することができ、必要に応じて、月に複数回訪問することもあります。どのようにメリットを引き出していくかは、今後の課題でもあります。」
職員みんな、真剣に話を聞いています。一方的に話を聞くのではなく、活発に質疑が行われました。
機会を作っていただきました、ココハルの酒谷さん、渡邉さん、ありがとうございました。また是非お話の機会を頂きたいです。そして一緒に仕事等できたらいいですね。
この紙面では、お聞きした話の全てを載せることはできませんが、ほかにも様々なお話をお聞きすることができました。今後、あいりすでも、今回学んだことを仕事に活かしていこうと考えています。これからも、様々な人や組織とつながりを持ち、より充実した支援が提供できるよう、がんばっていきます。
以上、あいりす通信様からの引用でした。
医療者による法人後見は、全国でも前例のない事業なので
相談支援事業所の相談員の皆様から感想を聞けて非常に勉強になりました。
貴重な機会をありがとうございます。
The post 相談室あいりす様 勉強会レポート 「医療者による法人後見」 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>The post 2024年11月の個別相談会 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>いずれも場所は相談室ファミリア(住所は後述)です。
なお、初回相談料は無料です。
●相談できること
〇親なきあとの子どもの生活について
〇親なきあとに備えた財産の遺し方
〇親なきあとの子どもの財産管理
〇親なきあとに備えた祖父母の相続のこと
〇親なきあと問題ってどんな問題があるの?
●2024年11月26日(火曜日)
A日程 10時30分 ~ 12時00分
B日程 12時15分 ~ 13時45分
C日程 14時00分 ~ 14時30分
●相談場所
親なきあと問題相談室ファミリア
札幌市北区北25条西15丁目1-22
※ZOOMを用いたWEB相談も可能です
※出張相談を希望される場合は別途ご連絡ください
●お申込み
TEl 011-826-6065
MAIL info@oyanakiato-familiar.com
お申込みフォーム https://oyanakiato-familiar.com/contact
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]]>The post 相談室あいりす様 勉強会レポート 「成年後見制度について」 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>その内容を相談室あいりす様にて発刊されている「あいりす通信」にてまとめてくださっていて
そちらの内容を当相談室のホームページにて引用して投稿させていただきます。
相談室あいりす様、誠にありがとうございます。
楽しみにしていた夏も、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、行動の制限を余儀なくされてしまった方も、多いのではないでしょうか? みなさん、コロナ禍での楽しみ方をいかに見出しているのでしょうか? これからの秋、冬と、楽しいイベントが実現できるよう、ただただ祈るばかりです。
さて、今回の通信は、他の事業所の紹介でもできればと考えていましたが、こちらも新型コロナウィルスの影響から、お伝えすることが難しくなってしまいました。また時機を見てご紹介できればと考えています。
しかしながら、ただ手をこまねいてこの状況を見過ごしてもいられません。「あいりす」でも、より良い情報を提供できないかと考え、この度、勉強会を開催しました。「障がい者の親なきあと問題相談室 ファミリア」の渡邉護さんを招き、お話を伺い、意見を交換しました。
「あいりす」ではこれまで「親なき後の生活についての聞き取り調査」を行ってきました。そして訪問の際にお伺いした様々なお話からも、成年後見制度の利用に躊躇されているが多い、という印象を受けました。もちろん慎重に検討した上で、必要性を判断する必要はあります。しかしながらこの制度の正確な理解が難しいのではないか、という側面もあるように感じています。
そこで、今回、みなさんにこれまで伺ってきた話を整理した上で、「あいりす」の相談員もしっかりと知識を得て、みなさんのお役に立てる情報を提供していきたいという思いから、「障がい者の親なきあと問題相談室 ファミリア」の渡邉護さんにお話を伺うことにしました。
以下、その一部をご紹介したいと思います。
「親亡き後問題」としてまずあがってくるのが、成年後見制度の利用に関してです。しかし成年後見制度を利用したいという方が少ないのが現実です。なぜなのでしょうか? 今まで皆さんのお話をお聞きするなかで、主なものを拾い上げてみました。
①親亡き後について不安はあるが、その不安が漠然としたもので具体的にイメージができない。
②専門職後見人に対しては、不信感がある。親亡き後の世話や管理に関しては兄弟姉妹に任せればいいのではないか。
③親が元気なうちに後見人を選任すると、子どもとの間の金銭のやり取り等で不便となることがあり使い勝手が悪いのではないか。
④不安の内容としては、将来の住まいが不安であり、札親会のグループホームや施設入所が決まれば、事業所で金銭の管理やその他のことをしてもらえばいいのではないか。
⑤将来は生活保護を受給することが予想され、後見人の利用の必要性が分からない。
⑥遺産の相続などで、財産が少ない(ほとんどない)から、後見制度の利用の必要性を感じない。
⑦後見人の報酬の仕組みや根拠が分からず、利用を躊躇してしまう。
このような声が多く聞かれました。みなさんが躊躇してしまうのも、このあたりに理由があるのではないでしょうか? このことから、話し合いの場で、意見の交換を行いました。
あいりす相談員「①の親亡き後について不安はあるが、その不安が漠然としたもので具体的にイメージができないについては、いかがですか?」
司法書士渡邉「そうですね。これに関しては、丁寧に説明していくしかないですね。相談される方の個別の事情もあると思いますから、詳しくお話をお聞きして慎重に対応していきたいと思います。」
あいりす相談員「そうですね。成年後見制度がどのようなものかをしっかりと理解した上で、必要か否かを慎重に判断する必要がありますね。②の専門職後見人に対しては、不信感がある。親亡き後の世話や管理に関しては兄弟姉妹に任せればいいのではないかについてはいかがですか?」
司法書士渡邉「成年後見人の業務は思いのほか大変なものです。近くに住んでいればいいのでしょうが、遠隔地にいると、本人のいる所や家庭裁判所へ来てしなければならない用事もあり、その後の人生に制限がかかってくると思われます。また年齢を重ねるにしたがって、ご自身の備えも必要になってきますので、相応に負担がかかってくると思います。」
あいりす相談員「なるほど。ご兄弟にはご兄弟のご家族や人生もありますし、介護や相続の準備など将来のことを考えると、負担になってしまうこともあるのですね。」
あいりす相談員「次は、③の親が元気なうちに後見人を選任すると、子どもとの間の金銭のやり取り等で不便となることがあり使い勝手が悪いのではないかですが。」
司法書士渡邉「そうですね。これについては、子どもの財産は成年後見人が管理することになりますので、後見人を通さなければならないことが増えて、今まで通りにはいかなくなってしまうでしょう。それまで、ここまでならいいかな、と思って使っていたような場合には、不便に感じることはあるでしょう。しかしながら、子どもの財産は、親の財産とは別の子ども自身の財産だということも留意する必要がありますね。」
あいりす相談員「なるほど、親だからといって、子どもの財産を自由に使ってしまうことは難しいのですね。④の不安の内容としては、将来の住まいが不安であり、札親会のグループホームや施設入所が決まれば、事業所で金銭の管理やその他のことをしてもらえばいいのではないかはいかがでしょうか。」
司法書士渡邉「グループホームや施設で金銭管理を行ってもらえるのであれば、基本的には必要なさそうですね。しかし、介護保険制度への移行や相続があった時、大きな財産を所有しているような場合には、成年後見人は必要ではないでしょうか。」
というような形で、話を進めていきました。成年後見制度の利用は、一般的な話をすることはできるものの、個別の事情によって、大きく異なることも多いため、慎重に検討する必要があるとのことです。
しかし、何もせず手をこまねいていても仕方ないのではないかと考え、他の方法についても伺いました。
司法書士渡邉「最初の一歩として、遺言書を書くこともいいかもしれませんね。成年後見人の選任せざるを得ない状況を避けられる場合もあります。」
あいりす相談員「相続の場面では、次のように場面が転換していきますが、遺産分割協議には、判断能力が不十分な人(意思無能力者)には、後見人が代理する必要があります(そうしなければ遺産分割協議は無効になってしまいます)。
①相続人の確定(戸籍謄本等と取って調べます)
②相続財産の調査(金融機関への問い合わせ、不動産の調査、借金の調査等)
③遺産分割協議(誰がどの財産をどの程度相続するのかを話し合います)
④相続手続き(遺産分割協議書に基づいた銀行や不動産の手続等)
このように、相続は大変なものです。」
あいりす相談員「遺言書を書くことで、誰にどの財産をどの程度相続させるか決めて、遺言執行者を選任しておけば、すべての手続をしてもらえます。そうすることで、成年後見人の選任を避けられる場合があります。」
あいりす相談員「渡邉護さん、ありがとうございました。大変勉強になりました。またよろしくお願いします。」
紙面の都合からも、お話しいただいた内容を一部割愛させていただいております。
相談員からは、法律や実務に関して疑問に思っていたことを率直に質問し、渡邉さんからは丁寧にお答えいただきました。途中、話が脱線しつつも時間いっぱい話し合いを行いました。それでも時間は足りず、今後もこのような勉強会の機会を設けていくことを確認しました。
今後は、みなさんの疑問や意見を反映させたものにすることによって、より有益な情報を提供したいと考えています。忌憚ないご意見やご要望をお聞かせください。
また「あいりす通信」も、これを機に、既定の路線の通信とは別に、成年後見制度やその周辺の分野に特化した通信を発行すべきではないか、との意見も出ており、今後に向けて検討を行っています。よりホットな話題を提供できるよう努めていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
以上、あいりす通信様からの引用でした。
相談支援事業所の相談員の方や、直接支援に関わる支援者の方々とお話できることは私にとっても非常に勉強になりました。
貴重な機会をありがとうございます。
The post 相談室あいりす様 勉強会レポート 「成年後見制度について」 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>The post 書籍の発行のお知らせ first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>障がい者の親なきあと問題 相談事例集 (フィールズ電子出版)
https://amzn.asia/d/cxIXukb
事例形式であるため、比較的読みやすい内容になっていると思います。
ぜひご一読いただければと思います。
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]]>The post 2024年8月の個別相談会 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
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なお、初回相談料は無料です。
●相談できること
〇親なきあとの子どもの生活について
〇親なきあとに備えた財産の遺し方
〇親なきあとの子どもの財産管理
〇親なきあとに備えた祖父母の相続のこと
〇親なきあと問題ってどんな問題があるの?
●2024年6月13日(水曜日)
A日程 10時30分 ~ 12時00分
B日程 12時15分 ~ 13時45分
C日程 14時00分 ~ 14時30分
●相談場所
親なきあと問題相談室ファミリア
札幌市北区北25条西15丁目1-22
※ZOOMを用いたWEB相談も可能です
※出張相談を希望される場合は別途ご連絡ください
●お申込み
TEl 011-826-6065
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