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]]>テーマとしては、「障害者の親なきあと問題」を取り扱い、福祉の未来を考える・福祉の輪を広げる・福祉の困ったを集める。ということをシンポジウムの目的としました。
あるはざま俊哉小樽市長をはじめとし、小樽市役所福祉部障害福祉課小野寺正裕課長、そして小樽の福祉を支える各事業所から、福祉の専門家7名にパネリストとしてご参加いただき、120名の方々にご来場いただくことができました。
具体的なパネルディスカッションの内容としては、障がい者の親なき後に生じる問題点、成年後見人制度をはじめとする国の制度や相続問題、障がい者の自立、就労についてを取り扱い、それぞれの立場からご意見をいただきました。
・障がい者の親の会である代表者の方からは、当事者としての経験談・失敗談、そしてその対策についての大切さ。
・福祉施設代表の方からの国の制度の問題点や海外での取り組みから見た未来の日本の福祉のありかた。
・大きな規模を持つ障がい者就労支援施設での理想と利益のバランスについて。
・社会問題になっている8050問題についての取り組みの課題など。
・また、震災からの防災の課題。
・小樽市長からは、それらのお話から、これから小樽が考え取り組んでいかなければならない事柄について。
などなど数々のお話をしていただき、小樽市民の方々に、福祉施設や関係者、市の福祉課がどのようなことを考え、どんな取り組みをしているのか、それぞれの立場から、どれだけの方々が真剣に取り組んでいるのかを、市民の皆様に理解していただけるシンポジウムとなりました。
「福祉それを必要とする誰かのものと思われがちで、そこで起きるさまざまな問題が{対岸の火事}になってしまっているように感じます。今回のシンポジウムのような、地域に広く発信される場を作ってくださったことを、とてもありがたく思います。内容については登壇者が多くテーマのまとまりにくさは感じましたが、その分いろいろな立場の方のお話を直接伺うことができてよかったです。」(来場者)
「知らなかったことを知る機会を得られ、とても勉強になりました。とても奥深い内容でもっと知り理解を深めることによって、福祉の一端を担えれば、また一人でも多くの人に知っていただければ、さらに幅が広がると思いました」(来場者)
「市長さん、行政の方を含めてのパネルディスカッションは、とても意義のあることと思いました。札幌市においても、このようなシンポジウムが開かれれば良いなと感じました。」(来場者)
「普段お話する機会の少ない各施設の代表の皆様が集まり、情報交換をすることで、これからこの先も多くのお話ができる輪づくりのきっかけになってもらえたら、と感じました。」(村岡)
「シンポジウムの開催にあたっては、倫理法人会の各単位会の幹事をされている方や会員の皆様にさまざまなご協力をいただきました。さらには北海道倫理法人会・小樽市倫理法人会のご後援をいただき、またシンポジウムの本番には、たくさんの倫理法人会の会員の皆様に応援に来ていただきました。
相談室ファミリアの代表として、改めてお礼を申しあげます。誠にありがとうございます。
相談室ファミリアの今後については、企業の社会的責任が問われる昨今、当相談室が福祉と企業をつなぐきっかけになれればと考えています。
単に利益をあげるだけの企業ではなく、企業としての社会的責任を果たしたうえで目的を達成する企業が増えていくことが求められています。
そのためには、どのようなことで社会が困っているのか、社会から企業にどのようなことが求められているのか、そういったことを今回のシンポジウムのような形で発信・共有していき、多くの経営者に問題を知ってもらうことがその第一歩となると考えています。
当相談室がそのような形で企業の社会貢献を推進し、地域社会の発展と美しい世界づくりに貢献できるように、今後も倫理法人会で学び続け倫理経営を目指していく所存です。」(渡邉)
「この企画を考えたのは同年7月ごろ。始まりは、はざま俊哉市長を紹介いただいたのがきっかけですね。当時はまだ前市長退任のお知らせの前でした。そのころは市長になる事を想定もしておりませんでした。企画を準備していく中で、前小樽市長の退任、はざま俊哉さんの市長候補、そして市長就任というめまぐるしい変化と、そういった事柄の前にすでにこのシンポジウムにはざま市長が、ご協力いただくことを約束してくださったこと。全てが引き寄せだったかもしれません。
これが、シンポジウムの成功につながったのではないかと思います。
本当に感謝しております。
みんなが手を取り合って、社会を考え貢献できる何かを考えていくことは、とても大切なことだと思っております。
私たちの事業が、社会に役立つ事業であることを誇りに思っております。
この先も、より良い社会づくりに熱意を持って取り組んでまいります。」(村岡)。
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]]>The post 第23回全道精神障害回復スポーツ大会 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>種目は卓球とバレーボールです。
私の役割は、バレーボールのラインズマンです。
(小学生中学生の頃バレーボールをやってたんだよなー...懐かしい~)
審判の方に教えてもらって、配置に着きます。
この大会で使用するボールは、バレーボールの模様の入った公式のビーチボール。
障害を持たれている方々がけがをしてしまわないようにという配慮から、ビーチボールを使用します。
ビーチボールだと、飛距離が出ません。
なので、アウトラインは通常のラインより狭め。
ネットはバトミントン用のネットを使用します。
全道から来たグループのリーグ戦で争います。
さて、試合開始!!!
ビーチボールを使用してるから...なんて、なめていましたw
驚くほどのレベルと試合の白熱ぶり!!!
とにかくすごい!!!
ラインズマンだったのですが、いつの間にか試合に真剣になってしまいました。
障がいのレベルも年齢もいろいろな方々が、「声出していこー!!!」と気合を入れたり、「どんまい!!!」と励ましあったり。
昔の部活動を思い出しました。
試合の合間には、審判が水分の補給を促す気配り。
結構暑い日でしたので、大事ですね。
私の部活時代は「水分は取るな!!のどが渇いてもうがいだけにしておけ!!!」という時代w
考えてみたらすごい時代ですよねー
昭和のスパルタ時代でしたので、夏の練習はよく吐いてました。。。
よく生きてこれたなと思いますw
このスポーツ大会を見てて、精神障害の方々がこうやって集まって好きなスポーツに興じるって、とってもいい効果がありそうだなと感じました。
それを見てて、ふと、私の叔父のことを思い出しました。
去年、亡くなった叔父は、統合失調症でした。
若い頃は大学や就職先で、よくテニスを楽しんでいたな。
病気になってから、テニスをしてる様子が全くなかったな。
私がもっと早く、この仕事についていたら
この大会をもっと早くに知っていたら
おじちゃんに教えてあげれたのに
そしたら
おじちゃんはもっと違う世界になってたかもしれないのに。
そんな風に思いながら、この大会のみんなを見ていました。
なので、まだ知らない人がいたら教えてあげたい。
さて、どんどん試合は進んで準決勝決勝になってくると、みなさんなかなかのレベルに。
スゴイ!!!
見てて思わず私もやってみたくなって
片づけてる途中で思わず仲間とやってみちゃいました。
ビーチボールでバレーボール
やってみると、私の年齢にはちょうど良くってw
若干46歳
おそらく純正のバレーボールだと、早くって追いかけられないし打てないかもしれない感じが、ビーチボールだと実にちょうど良い。
そして腕も痛くならないし、程よく動かされる。
なるほどー
機会があったら、メンバーを集めてやってみたいな。
やっぱり、体を動かすって素晴らしい!!
たのしー!!!
一緒に審判した方とも仲良くなれたし、とても楽しかった。
また来年もお手伝いしに来たいと思います♪
ここは美香保体育館
実は私にとって、とっても思い出深い場所でした。
おばあちゃんおじいちゃんおじちゃんが、一緒に住んでた家から歩いて5分。
私のお母さんが生きてた頃、私の小さい時に、おばあちゃんやおじちゃんやおかあさんによく連れてきてもらってた。
懐かしかったので、美香保体育館の裏にある公園を散歩して帰りました。
あ!!この遊具、まだあったんだ!!
昔のまんま。ぺんきが塗り替えられてるだけで。
懐かしい。
昔公園までよく歩いた道のりを、歩いて。
小さい頃見てた景色とだいぶ変わっちゃってたけど
いろいろまだ昔を感じさせる名残が、ほんの少し残ってた。
あの時よく歩いた道。
おばあちゃんちがあったところは、アパートになってた。
でも、おばあちゃんちの道路の行き止まりはそのままだった。
面影が残ってる。
おばあちゃんちは天使病院から近くで。
おばあちゃんは天使病院の助産婦さんだった。
おじいちゃんは天使病院で息を引き取った。
私の息子は天使病院で産んだ。
そして、弟の子どもも天使病院。
おじちゃんはずっとおばあちゃんたちと一緒に住んでて。
私が大人になってしばらく離れてたけど、統合失調症になってまた、おじちゃんに会うことができた。
おじちゃんの納骨もした。
私が障がい者の子どもたちの未来を考えた会社を作って。
今度は障がい者の大人の未来を考える組織を作った。
そして、仲間に誘われて、来た今日の精神障害者のためのスポーツ大会。
が、なぜか美香保公園の美香保体育館で
またおじちゃんのことを思い出した。
みんな繋がっている。
不思議。
って、報告が、自分の思い出話になってしまいました。
でも、よかった。
これからたくさんの方々に教えてあげよう。
こんな素敵なスポーツ大会があること。
みなさん、スポーツってほんと素晴らしいものですね。
それでは。。。さいなら、さいならw(わかるかなーコレ)
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]]>The post 職場適応援助者(ジョブコーチ)実習~スーパーマーケット棚卸作業体験と障がい者の作業見学 first appeared on 障がい者の親なきあと問題相談室ファミリア.
]]>村岡茉実
就労に関する対策と研究の一環として、名寄で開催されておりますジョブコーチ研修6日間を受講してきました。
その一部を報告いたします。
職業体験実施日2018年6月7日
旭川ベストム東神楽店にて、職場実習にあたりました。こちらのスーパーは障害者雇用を実践されているスーパーです。
まず、障害者雇用管理にあたっている方からのお話を聞きました。
障害者の中でも「精神障害」を持たれている方を雇用したお話。精神障害者に関しては今までで1名の採用があったのですが、難しいことがあって辞めてしまった、とのことでした。
このジョブコーチ研修中の何人かのお話にも、精神障害の方は継続が難しい場合が多いということ。
精神障害の方をどうフォローしていったら良いのか?ということは、重要な課題だと実感致しました。
ベストムさんで雇用されている障害者は現在14名。大半が知的、発達の障害の方々。障害者は他の社員に本音を話せない部分が多いので、ジョブコーチが障害者の本音を聞く役を担っているおかげで助かっているとのお話。
ジョブコーチは他の社員と障害者の仲介の重要部分になって、お互いの言いにくい、相談しにくい事を聞いて対処法や解決法を考えていく仕事なのだと理解いたしました。ジョブコーチがお互いの心中を共有させていくことで、仕事上で障害者がどのように考えてどう感じているのか、他の社員が理解することで、障害者自身の成長につながりうまくいくのだということでした。
また、障害者雇用のうまくいかなかった事例もお話を聞くことができました。
・会社側が、仕事をたくさん覚えて成長してもらいたいと思い、早番遅番とシフトを入れてみたら、そんな働き方が希望だったわけではなかった。そのことを早い段階で分かってあげることができなかったため、障害者がストレスを蓄積してしまって辞めてしまった。
・前職の経験でその仕事が出来ると思って担当させてみたら、実はその仕事が嫌いだった。
このようなことから、意見の食い違いは、障害者の本音が聞けなかったことが原因ではなかったのかということでした。
ジョブコーチの役割は、障害者自身のためだけではなく企業全体にとっても重要な役割を果たしているということが理解できました。また、ベストムの障害者の指導を担当されている方のお話では、障害者のスキルはスパルタ教育とほめ指導の併用で伸びていったとのお話でした。スパルタ指導が通用し、定着に繋がっているということは、担当されている方の愛と熱心さからなのではないかと思いました。
指導が完了された方のお仕事を拝見いたしましたが、彼らは完全にその仕事のスペシャリストになっておりました。その周辺で働いている健常者の誰よりもスペシャリストに。感銘を受けました。
担当の方のお話を聞いた後、私たちは仕事現場に実際に出て体験をさせてもらいました。
私が担当させていただいたのはお菓子(和菓子系)の陳列棚の棚卸作業。
指示出しをしてくれたのは、ベストムのエースと言われる女性。
指示はとてもシンプルなものでした。
倉庫から在庫出しをしてくるので、棚の商品を前出し(商品を前に出して新しい商品を入れるスペースを後ろに確保すること)そして、倉庫から出してきた新たな商品の補充。
シンプルな指示出しから、商品の陳列状態を見て、古いものを前に出し、商品を補充しながら、補充した商品の周辺の商品をついでの流れで前出ししていき、効率を考えながらどんどん前出しと補充作業を進めていき、その陳列棚一面綺麗にそろえることができました。
その作業工程を振り返り、分析していくと、自分はできるがこれを障害者に置き換えていった場合どうなっていくのでしょう。
前出ししながら補充、という同時作業は難しいことが想像できてきます。
一つの作業をクリアし、次の工程に進んでいくのがベスト?
まず、前出し作業を端から始めてそろえ、すべてがそろったところで商品の補充。
箱に残った商品は棚の最上段へ。
カラ段ボールは解体して置いておき、最後に片づける。
指示出しがシンプルだった分、作業もシンプルでとても分かりやすく、分析する内容も非常にシンプルなものになりました。
作業終了後、体験グループメンバーと作業工程や感じたことをシェア。
同じお菓子コーナーで飴等のコーナーを担当していた方の話を聞き驚きの違いがありました。
商品の日付と商品番号のチェックをしなければならない指示、そして一度すべて棚から降ろして最新のものを奥にしまった後に依然並んでいたものを戻す。
私が作業していたところでは細かい指示はなく、私の理解で判断し、日付など見ながらこなしていたり商品の違いは見た目で判断して種類を選別して、私自身の判断で補充していったのですが、この指示の違いでどちらがいいのか?
的確な判断が身についているものであれば、指示出しはシンプルでいいかもしれないが、判断できないものに対しては、丁寧で細かいチェック支持が必要かもしれない、しかし、細かい指示がありすぎると判断が混同してしまう可能性がある、などを想像しました。
そして、指示するものの違いがあり、指示担当者が変わったら混乱してしまう可能性も否めないということも考えられるということ。
また、商品によっては類似したものがあり間違いやすいという問題も見えてきたり。
想像していくと、どんどん、今まで気にしていなかったことが見えてくるようになってきました。
職業体験実習を通し、作業分析とシェア。
多くの気づきと学びを得ることができました。
これからも日ごろから、普段の自分の生活、周りの環境、作業分析を注意深く分析していくことによって、もっともっと見えないところが見えてくるのではないかと思うので、それを普段から実践していってみたいと思います。
そして、今回のすべてのカリキュラムを終了したことを活かし、現場で活用していきたいと思います。
ありがとうございました。
名寄の猫です♪
以上
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